投稿リポート 待望の夏祭りに
クラブのテントを貸し出し

待望の夏祭りにクラブのテントを貸し出し

佐沼ライオンズクラブ(26人)は7月31日に開催された地元佐沼の夏祭りに、休憩所として使用するためにクラブのテントを貸し出し、その設置を行った。

新型コロナウイルスの影響で2年間開催出来なかった伝統ある「登米市佐沼夏祭り」が、今年は規模を縮小しながらも開催されるということで地元の期待が高まっていた。久々の大きなイベントとあって、佐沼ライオンズクラブでも何か貢献出来ないかと考えた。当初は募金活動などの案も巡らせていたが、コロナ対策、熱中症対策、そして安全対策といった課題もあり、休憩所としてクラブが所有するテントを貸し出すことにした。

待ちに待った夏祭りだったが、感染予防対策として原則食べ歩き禁止、通常は歩行者天国になる大通り商店街への出店も禁止となり、出店はメイン会場の津島神社境内に限り設置が許可されることになった。神社側では休憩所をどこにどのように設けるかといった具体的な案はなかったので、当クラブも一緒に協議し、出店のじゃまにならず、かつメイン会場から離れすぎない場所として、境内の駐車場に設置することにした。ここにテントを立てて、神社が提供してくれたいすを並べ、足元には扇風機を稼働させた。

当日、祭りの開催時間は12時から20時30分だったので午前中にテントの準備をしたのだが、この時既に人出が見られた。待ちかねる思いだったのだろう。日中は熱中症の危険性が高まるほどの気温となり、休憩所は多くの人たちに利用された。日が暮れると打ち上げ花火を楽しみにしていた人たちで更に人出は多くなり、当クラブのテントは一休み出来る場所として夏祭りに一役買うことが出来た。近年はイベントにおける熱中症対策は必要不可欠なものになっているので、来年以降も続けて協力したいと考えている。

2022.08更新(会長/及川登喜男)