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”プロウォーキング”開催

地区内で一斉に”プロウォーキング”開催

「プロギング(Plogging)」という言葉がある。スウェーデン語で「拾い上げる」を意味する「Plocka upp」と英語の「ジョギング(Jogging)」を組み合わせた言葉で、ジョギングをしながらゴミ拾いをするというスウェーデン生まれの新しい取り組みだ。これにヒントを得て、ゴミ拾いをしながら健康のためにウォーキングする地区の活動を「プロウォーキング」と名付けた。

334-A地区(愛知県/大山恭範地区ガバナ−)では、毎年グローバル指導力育成チーム(GLT)の恒例事業として、「若手リーダー育成研修会」を行っており、本年度は2021年8月6日~7日に29人の若手メンバーを集めて開催した。その研修のプログラムの中で、「世間が求めているアクティビティのテーマ」「あなたがやりたいアクティビティ」の課題でワークショップを行ったところ、参加者から非常にすばらしいアクティビティ案が数多く発表され、改めて若手メンバーの発想力の豊かさに驚かされた。

若手メンバーの案を単なる発表で終わらせるのではなく、実現することで今後のライオンズクラブ活動の推進力につなげたい。そのような考えから、発表された案の一つ「地区内の絆を深めることを目的とした一斉清掃活動事業案」の実現に取り組むことにした。このアクティビティを選んだ理由は、あまり費用をかけずに実施出来る点と、各クラブ単位で家族の参加協力を得ることで家族会員の増強が期待出来る点、またゾーン内の合同事業としても実施可能な点だ。更に、各地域で諸団体との合同開催が実現すれば、新たな会員獲得の可能性も広がると考えた。

統一開催日時は3月20日(日)午前10時から11時までとしたが、各クラブ並びにゾーンの都合も考慮して2月から4月までを対象期間として実施することにした。3月20日は気持ちの良い晴天の中、多くのクラブがそれぞれの地域で清掃活動に取り組んだ。午前10時からはZoomを利用して、各地の清掃現場にいるクラブ・メンバーと大山地区ガバナーとの交流会も行い、広範囲にわたった活動の状況に触れることが出来た。参加者からは「大山ガバナーから直接、激励の言葉をもらえた」という喜びの声が多数上がった。

2022.04更新(334-A地区GSTコーディネーター/坂野友昭)