トピックス 335-C地区ガバナー杯争奪
学童野球京都大会

335-C地区ガバナー杯争奪 学童野球京都大会

各単一クラブは地域に密着した青少年育成活動として、ライオンズクラブ会長杯や会長旗など、学童軟式野球の大会を継続的に開催してきた実績がある。しかし、この大会で優勝してもその上に勝ち進む大会が無いため、クラブ・レベルの大会で完結してしまう。そこで335-C地区(佐々木由美子地区ガバナー)は、各クラブ会長杯の優勝チーム(もしくは優秀チーム)を招待し、地区ガバナー杯争奪学童野球京都大会を実現しようと、佐々木地区ガバナーと松原公太郎地区青少年育成委員長を中心にプロジェクトをスタートさせた。

地区ガバナー杯を開催することで、選手たちはクラブ主催の大会の先にある京都・滋賀・奈良の広域大会での優勝という更に大きな目標を持つことになる。それによって技術面だけでなく精神面やチームワークなど人間性の向上に役立つことが、プロジェクト発案の大きな要素となった。また、ライオンズクラブにとって大きな課題である会員増強にも、大きな効果を期待出来ると考えた。それは、学童野球に関わる選手・保護者・指導者が憧れの舞台として地区ガバナー杯出場を目指すことで、ライオンズクラブが身近な存在となり、市民に対する広報の格好の材料となるからだ。決勝戦の会場をわかさスタジアム京都としたことも、重要なファクターの一つ。この球場はプロ野球や甲子園を目指す高校野球地区予選の決勝の舞台にもなっている。選手たちにとって、自分の名前がスコアボードの電光掲示板に映し出され場内アナウンスされることは特別な経験となり、一生の思い出になるだろう。

佐々木地区ガバナーによる始球式

ガバナー杯の決勝戦は12月19日、わかさスタジアム京都に西脇隆俊京都府知事、門川大作京都市長を始め多くの来賓を迎えて開催した。試合の模様はKBS京都が取材しテレビニュースで放映され、市民に広報出来たと実感している。

今大会には、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の地区およびクラブシェアリング交付金を活用した。地区内メンバーにLCIFへの理解と協力を広めるには、地区がモデルケースとなる事業を開いて多くのメンバーにその意義を実感してもらうことが重要になる。特に、地区およびクラブシェアリング交付金についての理解を深めることが、今後の積極的な寄付につながると考えている。

335-C地区では今後も京都軟式野球連盟西京少年野球会の協力の下、継続事業として第2回、第3回と大会を開催し、地区ガバナー杯を学童野球選手の憧れの舞台にしたいと願っている。また今後の展開として、この大会の開催日を「335-C地区ライオンズ・カーニバル・デー」的な催しと位置づけ、球場内に飲食ブースやキッチンカー、LCIFブース、クラブ紹介コーナー等を配置し、来場した市民にライオンズクラブの活動を広く周知することを実現し、更に将来的には、335複合地区杯を京セラドーム大阪で開催したいと考えている。ライオンズの大会から第2、第3の大谷翔平選手が誕生すること、また大会参加選手が成長してライオンズ・メンバーとなり、社会で活躍してくれることを心から願っている。

2022.01更新(335-C地区会則・エクステンション委員長/町田浩一〈京都南ライオンズクラブ〉)