投稿リポート コロナ禍での新しい挑戦
子ども応援芋掘り大会

コロナ禍での新しい挑戦 子ども応援芋掘り大会

出雲中央ライオンズクラブ(石原稔功会長/57人)は青少年健全育成事業を中心に奉仕活動を行っている。

2020年、会員交流レクリエーションとしてクラブ・メンバーと、その家族や知人を招いて芋掘りを実施した。これが大好評。非常に楽しい時間となった。こんなに楽しいイベントをクラブ関係者だけに留めておくのはもったいない。21年度は交流を広げようと関係団体にも呼びかけ、11月14日に「子ども応援芋掘り大会」と称して実施した。場所は出雲のブランドとして有名な「西浜いも」を栽培しているクラブ・メンバーが保有する畑だ。

「子ども応援芋掘り大会」には、ことばを育てる親の会出雲支部、島根県立大学出雲キャンパス献血サークル、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ出雲とクラブ・メンバーの合わせて約100人が参加した。新型コロナウイルスが落ち着いてきた頃であったが感染拡大防止のため2部構成とした。

当日は最高の天候に恵まれた。委員会のメンバーは早い時間から集合し、テントや椅子、テーブルを設営。子どもたちは夢中で芋を掘り、畑を駆け回るなどたくさんの笑顔を見ることが出来た。またこの日のために約200杯分用意した特製豚汁は大好評で、おかわりが続出し、あっという間に大鍋が空になった。閉会式前にはサプライズ企画として収穫した芋の重さを競い合い、上位3名に賞品を贈呈し盛り上がった。

シングルマザーの方からは「日頃、育児と仕事を一人でやっているので久しぶりに子どもとリフレッシュした楽しい一日になりました」、学生からは「生まれて初めて芋掘りをしたので大変貴重な経験となりました」、子どもからは「ビック芋グランプリで優勝出来てうれしかった」など、参加した皆さんから感謝の言葉をいただいた。

石原会長は「コロナ禍でも出来る活動はたくさんある。こうした状況だからこそ生まれる新しい奉仕活動もある」と述べて、手を緩めることなく積極的に活動の幅を広げている。今後もしばらくは新型コロナウイルスの影響が続くと思われるが、ライオンズクラブを一人でも多くの方に知ってもらい、笑顔あふれる元気な地域づくりに貢献出来るよう、更に力を入れていきたい。

2022.01更新(MC・レクリエーション委員長/足立和美)