ニュース災害ボランティア輸送で
観光バス会社と協定

災害ボランティア輸送で観光バス会社と協定

災害が発生した際のボランティアの輸送手段として観光バスを活用しようと、335-C地区(京都府・滋賀県・奈良県/松岡勲地区ガバナー)はエムケイ観光バス株式会社と協定を結んだ。2020年12月24日、京都市南区のエムケイ観光バス本社で、金本達也代表取締役社長と松岡地区ガバナーが協定書に署名した。

335-C地区では今年度始めから、アドボカシー(*注)の一環として数多くの協定締結を行ってきた。7月と8月に京都府社会福祉協議会、京都市社会福祉協議会、滋賀県社会福祉協議会、奈良県社会福祉協議会とそれぞれ「自然災害におけるボランティア支援に関する協定」を締結。各協議会に対して、LCIF防災準備交付金を活用して緊急時に必要となる備蓄品を提供した。

災害時には被災地の復旧・復興に多くのボランティアが必要となるが、ライオンズクラブとしてボランティア人員の輸送を行うことにこれまで大変苦慮してきた。そこで今年度の地区環境保全・アラート委員会の働き掛けで、エムケイ観光バスとの協定締結が実現することになった。地域密着企業の同社は創業以来、地元で暮らす市民と共に成長していきたいという理念で活動されている。

松岡地区ガバナーは協定締結の意義を次のように述べている。
「ライオンズクラブとして緊急時の支援物資・支援金を提供することに加え、多くのボランティアの移動にも協力出来ることになり大変心強く思っています。災害時は車両の確保が難しくなることから、今回の協定によって、バスを活用してスムーズにボランティアを被災地に派遣し迅速な支援につなげていきたいと思います。エムケイ観光バスからは、輸送だけではなく、休憩スペースや活動基地などとしても活用してもらえればとの提案もあり、今後の可能性についてお話をさせて頂きました」

万一の災害時により良い行動を円滑に出来るように、平時のうちに何をするべきかを考え、協力関係を築いて備えておくのは非常に有意義なことだ。335-C地区として、未曽有の大災害に備えるための行動をようやく開始したことになる。更に滋賀県、奈良県のバス会社との協定締結に向けて準備を進めている。

2021.01更新(335-C地区MC・IT委員長/岩澤有徑<京都鉾町ライオンズクラブ>)

*アドボカシー=社会的弱者の権利擁護や、より良い社会づくりのための働き掛け、政策提言