投稿リポート 花の植栽を通じて
人々に癒やしを

花の植栽を通じて人々に癒やしを

藪塚ライオンズクラブ(25人)は年2回、花を植栽する奉仕活動を行っている。1989年にクラブが結成された頃から継続してきた事業で、現在は4カ所で実施、花壇とプランターをたくさんの花でいっぱいにしている。

その一つ、藪塚本町中央運動公園には、結成後まもなく「ライオンズ花壇」を作った。ここには、スポンサー・クラブの笠懸ライオンズクラブから当クラブの結成記念として贈られたシダレザクラ「友愛と奉仕の桜」を植栽。毎年4月には見事な花を咲かせ、たくさんの人が花見に訪れる憩いの場所になった。その後も太田警察署藪塚本町交番や太田市藪塚本町庁舎にプランターを設置したり、藪塚駅に花壇を作ったりといろいろな場所で、訪れる人々の癒やしになるようにと毎回汗を流して作業を行っている。

花の苗は、「社会福祉法人杜の舎(もりのいえ)エコネット・おおた」から購入する。ここは障害福祉サービス多機能型事業所で、知的障がいのある人にさまざまな就労支援事業を行っている。ビニールハウス8棟を使って育てる花苗の販売もその一つ。当クラブでは同事業所支援の一環として毎年花苗を購入。夏はサルビア、ニチニチソウ、ポーチュラカ、冬にはパンジー、ビオラなどが中心だ。

近年は夏の酷暑で花苗が傷んだり枯れたりすることがあるので、環境保全委員会を中心に除草や水やりなどの作業計画を綿密に立てている。作業中、道行く人たちに「奇麗に咲いているね」「ご苦労様」などと声を掛けられると、これからもクラブ一丸となって花の植栽を続けていこうという活力が湧いてくる。        

2020.12更新(会長/和田剛士)