投稿リポート ヘアドネーションへ協力を
豊島区教育長を訪問

ヘアドネーションへ協力を豊島区教育長を訪問

10月14日(水)、東京サンシャイン ライオンズクラブ(18人)は豊島区教育委員会の金子智雄教育長を訪問。区内小中学校の児童・生徒へ向けて、ヘアドネーションへの理解と協力を求めるお願いをした。ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症、事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動だ。日本のライオンズクラブでは家族及び女性チーム(FWT)の主導でこれに取り組んでいる。

当クラブ・メンバーの小林幸栄330-A地区(東京都)FWT地区コーディネーター・FWT女性参画推進委員会委員長から、金子教育長へ啓発ポスターとリーフレットを渡し、活動の趣旨を説明。ヘアドネーションにはカラーやパーマ処理をしていない、白髪の混ざらない直毛が望ましいことから、理想的な髪の毛を持つ小中学校の子どもたちにも、小児がんという病気のことや自分たちにも出来るヘアドネーションという活動を知ってもらうことの大切さについて話をした。

金子教育長からは、豊島区では小中学校の一部学年において、がんに関する教育に力を入れているとの説明があり、子どもたちにはそうした学びと併せて、ヘアドネーションを通じた社会貢献活動についても学校を通じて伝えていきたいという言葉を頂いた。

ヘアドネーションへの理解がますます広がること、そして子どもたちの中から、これから髪の毛を伸ばして何年か先に寄付したいという温かい気持ちが生まれてくれることを期待している。
 
2020.10更新(会長/佐藤裕美)