投稿リポート クラブ初の奉仕事業
富士山周辺の清掃活動

クラブ初の奉仕事業 富士山周辺の清掃活動

甲州富士山ライオンズクラブは2020年2月に結成された新しいクラブだ。私を含め既存のライオンズクラブからの転籍会員8人、初めてライオンズクラブに入会した新会員13人で構成された。平均年齢は46歳と若いクラブである。

8月30日(日)、当クラブ最初の事業「環境保全プログラム・富士山清掃奉仕活動」を実施した。これは新会員たちが、「クラブ名に富士山を冠したのだから、初の奉仕活動は富士山にちなんだものにしたい」という強い気持ちから思案を巡らし企画、準備から設営・運営まで全てを執り行ったものだ。

新型コロナウイルスの影響を考慮しながら、何をしたら良いのだろう? 予算は? いつ? どこで?……と、全てがクエスチョンから始まった。が、少しずつ事業の形が見え始めると、大学生を誘ってみてはどうか、家族も参加させよう、安全対策について等、新会員たちが楽しそうに事業計画書を積み上げる様には目を見張るものがあった。

予定では、河口湖湖畔に位置する富士河口湖町足和田地区から大石公園までの5kmで清掃作業を行おうと考えていた。例年8月の終わりであれば気温は26℃程になり、標高が高い富士山周辺は十分涼しいだろうと高をくくっていた。しかし当日は32℃を超える蒸し暑さ。休憩を取りながらの作業となり、予定の半分程度の行程となってしまったのが残念だ。このような苦い経験も次の奉仕活動に生かす良い材料と捉えている。ライオンズの奉仕活動にご理解とご協力を賜り、一生懸命に汗を流して参加してくださった皆様に対しては、感謝の気持ちでいっぱいである。

参加してくれた地元大学生からは、「次回は何をするのですか? ライオンズクラブに入るのにはどうすればいいのですか? 次は友達にも声を掛けます」と、頼もしい言葉も頂いた。今後の活動でも、学生にとって意味のある事業を繰り広げなければと感じた。

甲州富士山ライオンズクラブはまだ始動したばかり。今後とも皆様からのご指導ご鞭撻をたまわりながら、社会奉仕に精進していきたい。

2020.09更新(会長/小松英一)