投稿リポート 新型コロナ感染拡大防止
土浦市にマスク10万枚寄贈

新型コロナ感染拡大防止 土浦市にマスク10万枚寄贈

土浦ライオンズクラブ(139人)は4月1日、児童・生徒の新型コロナウイルス感染防止に役立ててもらおうと、土浦市にマスク10万枚を寄贈し、土浦市役所で安藤真理子市長にマスクを手渡した。寄贈したマスクは、土浦市内の公立の幼稚園や小中学校、民間保育所など約100の学校・施設の約1万4800人に配布された。

我がクラブは今年度結成55周年を迎えて数多くの記念事業を計画し、6月には記念例会などを予定していた。ところが今年に入って新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、世界的に感染拡大の一途をたどって収束の兆しが見えないため、記念事業の一部と記念例会を中止するか決行するか、何度も実行委員会を開催して協議した。その結果、メンバーはもちろん記念事業関係者の方々や記念例会に参加して頂く皆さんへの感染リスクを排除出来ないとの判断から、断腸の思いで3月から6月までの全ての予定を中止する決断を下した。

我がクラブは強力な、そして非常に有能な仲間の集まりである。中止の決定に落胆することなく、今こそクラブ・メンバーの力を合わせて地域の皆さんのお役に立てることを模索しようと、結成55周年記念実行委員会の矢口幸一委員長を始めとした全メンバーで協議した。その中で、不足により多くの市民が困っているマスクを土浦市に寄贈出来ないかとの声が多く上がった。そこでメンバーが一丸となり、各自の経営する会社や関係企業の備蓄品を集め、10万枚のマスクを寄贈することが出来た。

ダンボール50箱分のマスクは、運搬から搬入まで全て土浦ライオンズクラブのメンバーで行い、土浦市保健センターへ届けた。今回の支援を通じて、改めてクラブの強い絆と団結力を確認することが出来た。

2020.04更新(会長/飯田晃久)