国際財団地域社会の健康を担う
ライオンズ-アンセム奉仕デー

地域社会の健康を担うライオンズ-アンセム奉仕デー

2017年10月、ライオンズ-アンセム奉仕デーが開催され、アメリカ・コロラド州デンバーでは、地元ライオンズとアンセム社社員やその家族、友人から成る70人以上のボランティアが参加。ホームレスの人々に渡す衛生用品キットの梱包作業が行われた。キットの中身は歯磨きセット、冬用ソックス、せっけん、シャンプー・コンディショナー、ハンドローション、リップクリームなどで、女性用もある。これらはコロラド州のホームレス支援団体を通じて、およそ1200人に届けられた。

「毎朝の洗顔は気持ちの良い習慣だが、家の無い生活を送る人にとってはなお更そう感じられることだろう」
と、あるボランティアはその生活の厳しさに思いを巡らす。

支援団体が行った実態調査によると、デンバーの都市圏で住み続けられる家が無い人の数は、男性・女性・子どもを含め5000人以上だという。そのうち5人に1人は慢性的なホームレス状態で、8%近くが18歳未満の子どもだ。

ライオンズクラブ国際財団(LCIF)とアンセム基金は、15年から地域社会の健康推進のため共同で奉仕事業を行っている。毎年秋に実施されるライオンズ-アンセム奉仕デーでは、1カ月にわたり全米各地でさまざまな奉仕活動が実施され、それらはアンセム基金からの寄付金によって支えられている。17年には全米11州19都市で400人以上のライオンズ会員とアンセム社社員1200人が合計43の奉仕活動を通じて、地域住民の幸せと健康のために従事した。先に紹介したデンバーでの活動例の他、ドナルド・マクドナルド・ハウスで行われた病気やけがに苦しむ子どもたちへのブランケット作り、ベッドの無い家庭へのマットレス寄贈、困窮した人々への食料提供などがある。

アンセム基金からのLCIFに対する支援金は、ライオンズ-アンセム基金健康ヒーローイニシアチブを通じて、ライオンズや地元組織による人道支援事業を通年でサポートしている。事業はいずれも、利用しやすい遊び場の建設や医療施設・コミュニティーセンターの改修など、地域の健康福祉施設の充実を目的としたものだ。

15年からこれまでのライオンズ-アンセム奉仕デーとライオンズ-アンセム基金健康ヒーローイニシアチブの活動は、延べ2万時間以上に上り、140万人の生活改善に役立っている。

2018.07更新 (文/ジェイミー・ケーニヒスフェルト)