投稿リポート 西宮市に手作りマスクと
除菌消臭剤寄贈

西宮市に手作りマスクと 除菌消臭剤寄贈

西宮ホワイト ライオンズクラブ(野村めぐみ会長/29人)は5月13日、西宮市の石井登志郎市長に会員の手作りマスク300枚(動物柄の子ども用50枚を始め、7種類のサイズや形状を用意)と、航空機内や有名ホテルでも使われている除菌消臭剤16本を寄贈した。西宮市役所特別室で行われた贈呈式には北田正広副市長も同席頂き、石井市長からは「公立幼稚園の入園式も遅れているので、開催時に子どもたちやお母さん方にお届け致します」と感謝状を拝受した。子ども用マスクには、手洗い・うがいの啓発チラシも入れている。市長を始め関係者の皆様に喜んで頂き、地域のニーズに沿った奉仕活動が出来たことに、参加者一同爽やかな気持ちになった。

新型コロナウイルス感染防止のための自粛で、予定していた奉仕活動が中止になり、また例会も開催出来ない中、今何をすべきかとクラブの理事会メンバーで考えた。その結果、「仕事でマスクを買いに行けない子育て中のお母さんの支援が出来たらいいね」と意見がまとまり、会員全員に①縫製の出来る人②物品の提供の出来る人③この企画への寄付が出来る人を募った。そうして始めたこの活動、出来上がった300枚の一つひとつにマスクの取り扱い方と医療用不織布を入れ、更に三密を避けるよう書かれたシールを貼った。

その後5月22日には、野村会長からNPO法人みやっこサポート(中島恵美理事長)に子ども用マスク100枚と手洗い啓発チラシを寄贈した。中島理事長は当クラブのクラブ支部・みやっこ応援団支部の会長で、西宮市内において多方面にわたり地域に密着した活動をしている。子ども食堂も運営し、当クラブでもこれを支援している。今は外出自粛を受けて子ども食堂を閉鎖しているため、毎日無償でお弁当を作り、野村会長の経営する運送会社が子どもたちに届けている。前述のマスク100枚は、その子どもたちにと贈ったものだ。また飛行機型のチョコレートも一緒に寄贈。22日に配達したお弁当50個に1箱ずつ添えてもらった。西宮市及びみやっこサポートへのマスク等寄贈については、5月27日の神戸新聞朝刊に掲載された。

2020.05更新(クラブMC委員長/畑山裕子)