投稿リポート 手作りマスク800枚を
福崎町に寄贈

手作りマスク800枚を 福崎町に寄贈

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国的にマスクを入手しにくい状況が続いている。備蓄が底を尽きかけている自治体も少なくない中で、福崎サルビア ライオンズクラブ(47人)は子ども用のマスク800枚を手作りし、4月20日に福崎町に寄贈した。

当クラブは1992年に結成された、女性が中心となって活動しているクラブで、災害時のボランティアや献血推進などの奉仕活動を行っている。今回は、当クラブ所属の松岡隆子ゾーン・チェアパーソンが「クラブの奉仕事業としてマスクを手作りして寄贈したらどうか」と提案。縫製のプロフェッショナルであるメンバー竹内美椰子のリードで取り組むことになった。また当クラブの事務局員がマスク、手洗い、うがいを喚起するイラストを描き、クラブ名を記したチラシを作ってくれた。ベージュや白を基調に水玉模様が付いた可愛いらしい布で縫い上げた子ども用マスクに、伸縮性のあるカラフルなひもを通す人、チラシと併せて袋に入れる人と流れ作業で進め、1週間で800枚のマスクを仕上げることが出来た。

出来上がったマスクを持って役所を訪問。尾崎吉晴町長に手作りマスクを手渡し、
「何か町のために出来ることはないかと考えました。少しでも子どもたちの役に立てばうれしいです」と伝えた。
福崎ライオンズクラブのメンバーでもある尾崎町長からは
「サルビアさん(福崎サルビア ライオンズクラブ)はええことしてやなあ。ありがとう! 早速、教育委員会を通じて町内6カ所の認定こども園に配布します」
とお礼の言葉を頂き、子どもたちとお揃いの手作りマスクをプレゼントすると、早速着けてくださった。
 
2020.04更新(会長/小幡敬子)