投稿リポート 初めてのチャリティー・
マルシェ開催

初めてのチャリティー・マルシェ開催

高松紫雲ライオンズクラブ(宮内利弘会長/60人)のMC委員会は、今期最初の委員会で宮内会長から「日本で一番長いアーケード商店街と言われる高松中央商店街。そこのシンボルでもある高松丸亀町壱番街前ドーム広場で、クラブのPRと活動資金獲得になるような新しい奉仕事業を開催しよう」という提案があった。そこでMC委員会と保健福祉委員会が合同会議を開いて何度も協議し、当クラブとしては初めて「マルシェ」を開催することに決めた。

どうせ開催するならクリスマス前のにぎわっている時期が良いと、開催日は2019年12月7日(土)に決定!! マルシェを開くとなれば、まずは出店者探しからだ。クラブのPRが主目的なので、毎年保健福祉委員会が開催している「ふれあいボウリング」でご縁のある高松市肢体不自由児者父母の会に相談し、就労継続支援B型事業所に数件出店してもらうことになった。

会場のドーム広場につながる高松丸亀町商店街には、香川県赤十字血液センターが運営している丸亀町献血ルーム「オリーブ」があるので、マルシェ会場内に献血推進PRブースも作り、商店街を通行する人々に献血への理解と協力を呼び掛けることにした。

事業資金獲得を目的にクラブ・メンバーによるマルシェワゴン販売とワークショップの開催を決め準備を進めていた10月、激甚災害に指定された令和元年台風19号が発生。関東、甲信、東北地方を中心に各地に大きな災害をもたらした。そこで急きょ募金箱を追加して義援金を呼び掛けるチャリティー・マルシェに変更。最終的にはマルシェの販売利益は全て令和元年台風19号災害義援金とした。

準備段階では、多数のお客様に来場してもらうため、高松市の後援を頂いた上でPR用チラシを製作しようと、会長に趣意書を携えて市役所通いをしてもらった。無事に後援を取り付けたが、チラシが完成したのは11月に入ってからだった。またマルシェ出店者募集と会場配置計画を同時進行で進め、こちらは11月にはほぼ完了。最後に、本来の目的であったクラブPR用の展示パネルについても、今後も活用出来るようにと充実したものを目指し、開催3日前の12月4日に何とか完成させた。  

チャリティー・クリスマス・マルシェ2019の当日は、ドーム広場に巨大クリスマスツリーが登場。会場設営もこれを中心にレイアウトされ、クリスマス壁掛けやファブリックパネル(木製パネルに布を貼ったインテリア)のワークショップ、マルシェワゴンの手作りお菓子販売等、クリスマスカラーで花を添えた。

準備段階からバタバタのマルシェだったが、当日はメンバーの協力で予定通りの2時間で会場設営を完了。台風19号被害義援金も予想以上の協力を頂き、また各店舗の商品もほぼ完売するなど、満足のいく結果となった。クラブPRにおいても藤田健文保健福祉委員長の骨折りで、テレビのニュース番組で宮内会長がインタビューを受ける映像が放送されるなど、十分に目的を達成出来たと確信している。
 
2020.04更新(MC情報会報委員長/林宏次)