投稿リポート "タチバナフェス"で
被災地の復興支援

“タチバナフェス”で被災地の復興支援

5月12日、京都橘ライオンズクラブ(53人)は、京都市梅小路公園で「タチバナフェス」を開催した。当日は好天に恵まれ、気温28度の夏日の中、野外ステージでは同志社大学・立命館大学応援団による演舞や京都両洋高校・京都産業大学付属高校吹奏楽部による演奏が多くの市民の前で熱く力強く披露さた。

このフェスは、広く市民に対して東日本大震災と熊本地震復興支援の大切さを示すこと、またライオンズクラブの活動紹介などの広報を目的として行っている。熊本地震については特に、熊本黄壁城ライオンズクラブの岩崎光会長が復興状況の説明と募金のお礼とお願いのために熊本からわざわざ駆け付け、ステージで熱く語られた。

当日の募金活動と今年2月のチャリティーオークション例会の収益金は、継続的に取り組む東日本大震災復興支援事業の今年度分として、移動困難な住民の送迎支援を行っている石巻市のNPO法人移動支援Reraへ活動支援金として贈呈した。また熊本地震の復興支援は6月16日、昨年に引き続き熊本城復興義援金を熊本市の大西一史市長に直接贈呈した。

今年4月15日には、当クラブ・メンバーとその家族11人で熊本城の災害復興状況の視察に訪れ、被害の甚大さを目の当たりにして皆言葉を失った。熊本市職員からは復元における困難極まる状況や長期にわたる工期、膨大な費用、駆使される高度な技術の説明を聞き、一同驚きを隠せなかった。

タチバナフェスを通じて、多くの市民の震災復興支援に対する温かさを肌で感じることが出来た。二つの大きな震災を「ワスレナイ」を合言葉に、メンバーが心を一つにし、東日本大震災の被災地が復興するまで、熊本城が復元されるまで、支援を続けていく。
 
2018.06更新(会長/進藤久和)